コウモリの天敵は何?フクロウやヘビなど主要な種類を解説

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この記事を読めばコウモリの天敵の種類とそれぞれの捕食パターンがしっかりわかります。

夕暮れどきに空を飛び回るコウモリを見て

「あの子たち、何に食べられるんだろう?」

って思ったことはありませんか?

意外と知られていないんですが、コウモリにはちゃんと自然界の天敵がいて空では猛禽類、地上ではヘビや哺乳類がその脅威になっています。

それに家に住み着いたコウモリを「天敵を使えば追い払えるんじゃないか」と考える方も多いんですよね。

でもそれが現実的かどうかも含めて今回は詳しくまとめてみました。

目次

コウモリの天敵は大きく2種類に分かれる

コウモリの天敵は「空での天敵」と「地上と巣内での天敵」の2タイプに分類できます。

夜行性で飛行能力に優れたコウモリだからこそ、空中で狙ってくる猛禽類、巣で眠っている間に忍び込むヘビでは、脅威の内容がまったく違うんです。

空中での天敵 猛禽類との命がけの飛行

コウモリが飛び回る夜空にはフクロウやタカ、トンビやアオバズクなどの猛禽類が待ち構えています。

これらの鳥は鋭い視力と強力な爪を持っていて、空中での捕食能力がかなり高い。

特にフクロウは夜行性なのでコウモリと活動時間がほぼ完全に重なります。

だから遭遇率も高くなってしまうんですよね。

地上と巣内での天敵 眠っている間が最大の危機

ヘビやイタチなど地上の肉食動物はコウモリが巣で休んでいる昼間に忍び込んで捕食します。

コウモリが軒下に逆さまでぶら下がって生活しているのも、実はこうした地上の天敵から身を守るためだといわれています。

フクロウがコウモリにとって最大の脅威

コウモリの天敵の中でもっとも恐れられているのがフクロウです。

フクロウはコウモリと同じ夜行性でしかも飛行速度がコウモリより速い。さらに夜目も効く。

遭遇したらほぼ勝ち目がないので、コウモリはとにかくフクロウを避けようとするそうです。

フクロウがコウモリを捕らえるしくみ

フクロウは優れた聴覚で静かな夜空を支配していて、コウモリの動きを音で察知することができます。

超音波を使うコウモリのエコーロケーション(反響定位)能力さえも、フクロウにとっては逆に「ここにいるよ」というサインになってしまうかもしれないんです。

これはちょっと怖いなと思いました。

アオバズクもコウモリの天敵

日本ではフクロウのほかにアオバズクもコウモリを捕食する天敵として知られています。

アオバズクは都市の公園や社寺林にも生息しているのでわりと身近な天敵といえるかもしれません。

タカやカラス 飛行系の天敵たち

タカもコウモリの天敵のひとつです。

鋭い爪と高い飛行能力を持っていて捕食能力は抜群。

ただ主な活動時間は日中なので夜行性のコウモリとの接触はフクロウほど多くないといわれています。

カラスも侮れない

カラスもコウモリを捕食することがあります。

賢くて適応力が高いカラスはコウモリが飛び始める夕方の時間帯に狙いを定めることも。都市部ではカラスの個体数が多いので、意外と無視できない存在なんですよね。

ヘビは眠りを狙う、静かで恐ろしい天敵

ヘビはコウモリが飛んでいる間は追えませんが、巣で眠っているときに忍び寄って捕食します。

特に木登りが得意な種類のヘビは洞窟や木の穴に侵入してコウモリの巣に近づくことができます。

「小さな隙間」がコウモリをピンチにする

コウモリが1cmほどの隙間から家の屋根裏に入れるようにヘビもかなり細い体で狭い空間に侵入できます。

特に幼いコウモリ(子コウモリ)はヘビの格好の標的になってしまいます。

これを知ったとき、正直「ヘビってこんなところまで来るんだ……」とちょっとゾッとしました。

イタチやネコ 陸上哺乳類の天敵

肉食哺乳類のイタチはコウモリが地上付近に現れたときに素早い動きで捕食します。

優れた運動能力を持っていてなかなか侮れない存在です。

ネコも同様で、飛んでいるコウモリを捕らえることがあります。

地上に降りたコウモリや巣に戻る際に低空を飛んでいるコウモリを狙うんですよね。

海外ではアライグマや魚も

英語圏の研究資料によると北米ではアライグマ(raccoon)もコウモリを捕食することがあるそうです。

さらに一部の種では、魚がコウモリを食べるという記録まであります。これは正直びっくりしましたね。

日本のアブラコウモリの天敵は?

日本の住宅地でもっとも見かける「アブラコウモリ(イエコウモリ)」の天敵は、主にフクロウなどの猛禽類とヘビだといわれています。

アブラコウモリは体長わずか約5cmという小ぶりなコウモリで7月に1〜3匹の子どもを産み、生まれた子は約1ヶ月で飛行できるようになるそうです。

寿命は一般的に5〜20年とされています。

都市部ではほぼ天敵がいない これが意外な真実

ここがちょっと意外な話なんですが。

都市部にはフクロウやヘビがほとんど生息していないため、コウモリにとって「天敵フリーゾーン」になっています。

人間の住まいに近づくことで、コウモリは自然界の天敵を避けて繁殖できる環境を手に入れてしまっているんです。

これが都市部でのコウモリ増加の一因ともいえるでしょう。

天敵を使ったコウモリ対策は現実的ではない

「フクロウを連れてきたらコウモリを追い払えるんじゃないか」。そう思う方もいるかもしれません。

でも、残念ながらそれはかなり難しいです。

猛禽類やヘビは人間が飼いならせるような生き物ではないですし、仮に天敵を意図的に導入しても生態系への影響が出る可能性があります。

都市部では天敵のほうがそもそも生息しにくい環境でもあります。

コウモリの追い出しには忌避剤(ハッカ油など)や超音波発生器を使うのが現実的な対策です。

ただ、コウモリは鳥獣保護管理法で保護されているため、無断で捕獲や駆除をすることはできません。

本格的に対処したい場合は専門の害獣駆除業者に相談するのがいちばん確実だと思います。

まとめ

  • コウモリの天敵は「空中の天敵(猛禽類)」と「地上・巣内の天敵(ヘビ・哺乳類)」の2タイプに分かれる
  • 最大の天敵はフクロウ。夜行性で飛行速度が速く、コウモリが逃げ切れないことも多い
  • タカやカラス、アオバズクも空中でコウモリを狙う鳥類の天敵
  • ヘビは巣に眠っているコウモリを狙う。特に子コウモリへの脅威が大きい
  • イタチとネコは地上付近に降りてきたコウモリを捕食する
  • 日本のアブラコウモリの主な天敵はフクロウとヘビ
  • 都市部では天敵が少ないため、コウモリが繁殖しやすくなっている
  • 天敵を利用した駆除対策は現実的ではなく、忌避剤や専門業者への相談が有効

コウモリが家に住み着いて困っている場合はまずは市区町村の相談窓口か、害獣駆除の専門業者に問い合わせてみてください。

早めの対処が被害拡大を防ぐ近道ですよ😊

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