イタチは何を食べる?食性や好物、季節ごとの食べ物を解説

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この記事を読めばイタチが何を食べているのか、季節によってどう変わるのか、そして家庭への影響までまるごとわかります。

「最近、庭や畑が荒らされている」
「屋根裏から音がする」

という方、そのイタチが何を求めてやってくるのか食性を知るだけで対策がぐっと変わるんです。

目次

イタチの食性ってどんなもの?

イタチの食べ物を語るうえでまず大前提として押さえておきたいのが「雑食性だけど、かなり肉食寄り」という点です。

基本は「肉食寄りの雑食」

イタチはネコ目(食肉目)イタチ科の動物なので分類上も肉食獣のグループに属しています。

ただ、野菜や果物も食べるので厳密な肉食動物とは言えなくて、状況によって食べるものをかなり柔軟に変えていくのが特徴でしょう。

実は個人的に意外だったのが1日に自分の体重の約40%に相当する量を食べるということです。

体重が200〜600g程度の小さな体なのにそのぶんだけエネルギー消費が激しいということですね。

雄のイタチだと1日にトカゲ9匹分、雌でも4匹分に相当するほどの食料が必要と試算されているみたいです。

ニホンイタチとチョウセンイタチで微妙に違う

日本に生息するイタチにはニホンイタチとチョウセンイタチ(シベリアイタチ)の2種類がいますが、食性に若干の差があります。

チョウセンイタチは特に甘い果実を好む傾向が強いとされていて果樹園や家庭菜園を狙いやすい性質があるようです。

都市部でよく問題になっているのはほぼこちらのチョウセンイタチのほうです。

主食は「小動物」、これが圧倒的

イタチの食べ物の中でもメインになるのが小動物の捕食です。

ネズミが最重要獲物

ネズミはイタチにとって最も重要な食料源です。

もともと「ネズミ駆除のために益獣として活用されてきた歴史がある」というのも、それだけイタチがネズミを積極的に狩るからで。

自宅にネズミが出る場合、そこを目当てにイタチが寄ってくることもあるので要注意です。

鳥類の卵やひなも狙われる

小鳥だけでなく、ハトやスズメ、そしてニワトリなどの家禽類も捕食の対象です。

自分の体より大きいニワトリやウサギですら狩ってしまうことがあって、自分もこれを最初に知ったとき、体格のわりに相当獰猛だなと驚きました。

春から夏にかけては鳥の繁殖期と重なるため、鳥の巣を襲って卵やひなを食べることが特に増えます。

カエルやトカゲ、ヘビなどの爬虫類・両生類

水辺近くに生息するイタチはカエルをよく食べますし、乾燥した環境ではトカゲやヘビも重要な食料源になるようです。

食べるものの幅が思った以上に広いんですよね。

水辺の獲物も得意

意外に知られていないのがイタチの「泳げる」という特性です。

魚やザリガニも食べる

ニホンイタチの足の指にはわずかに水かきがついていて泳ぎが得意です。

そのため、川沿いや水田周辺に住んでいるイタチは、小魚やザリガニ、カニなどの甲殻類も積極的に捕食します。

特に冬になって他の獲物が減ると魚類が主要な食料源になることもあるみたいです。

農業用水路や池の近くにお住まいの方はこういった要因も頭に入れておくといいかもしれません。

植物性の食べ物も食べます

肉食寄りといっても植物性食物をまったく食べないわけじゃないのがイタチの面白いところです。

果物と木の実が補助的な食料に

ヤマグワやヤマブドウ、マタタビ、サクラの実などを食べることが記録されています。

庭に柿の木があるとその実が狙われることもよく報告されています。

秋の木の実が豊富な季節は動物性食料への依存度がやや下がるという研究データもあります。

野菜は?農作物も食べるの?

キャベツやトマト、スイカ、キュウリといった水分が多く柔らかい野菜も食べます。

それだけじゃなく、穴を掘る習性を活かしてサツマイモなどの根菜類を地中から掘り起こすことも。農家の方にとっては、かなり深刻な問題ですよね。

都市部では「人間の食べ物」も食べる😮

野生の獲物が少ない住宅地ではイタチが人間の食べ物に手を出すケースが増えています。

ゴミや生ごみも漁る

大阪市の公式情報にも「最近ではソーセージや卵なども食べることが多くなりました」と記載があるほどで、生ごみやパン、唐揚げなどの揚げ物を食べることも。

要するに人間の生活圏に近づくほどに、食べるものの幅がさらに広がるということですね。

ペットへの被害も

飼っているハムスターやウサギ、さらには子猫や子犬まで被害に遭うケースが報告されています。

ケージや小屋の施錠が甘いと危険なので屋外でペットを飼育している方は要注意でしょう。

季節で食べ物はどう変わる?

イタチは冬眠しないので1年中食べ物を探しています。

ただ、食べるものの中身は季節によってかなり変わります。

春〜夏は小動物や昆虫が豊富な時期

この季節は食料が豊富なのでネズミや鳥類の卵・ひな、バッタやカブトムシなどの昆虫を積極的に狩ります。

ザリガニなどの水生生物も多く捕食される季節です。

秋は冬支度で活動が増える

冬に備えてイタチの活動量が増える時期です。

ネズミやウサギなどの哺乳類を集中的に狩りながら、アケビや柿などの果実も食べるみたいです。

冬は食料不足が人里へ呼び込む

最もイタチが人家に侵入しやすい季節が冬です。

昆虫も少なくなり、小動物の活動も下がるため食料を求めてゴミ置き場や住宅の床下・屋根裏に入り込みやすくなります。

ある研究では冬季に農業地帯でのニホンイタチが動物性食料の摂取量を減らし、果実(イチジクなど)の割合が高まることも確認されています。

まとめ イタチが食べるものリスト

  • 肉食メイン(ネズミ・鳥類・卵・ひな・カエル・トカゲ・ヘビなど)
  • 水辺の食料(小魚・ザリガニ・カニなどの甲殻類)
  • 昆虫類(バッタ・カブトムシ・ゴキブリなども含む可能性あり)
  • 果物・木の実(柿・ヤマブドウ・マタタビの実・イチジクなど)
  • 農作物・野菜(トマト・スイカ・キュウリ・サツマイモなど)
  • 人間の食べ物(ソーセージ・卵・パン・生ゴミなど)

イタチの食性を知ると、「なぜ家に来るのか」が見えてきます。

ネズミが多い家、庭に果物がなっている、生ゴミの管理が甘い、この3点が重なるほどイタチを引き寄せるリスクが高まります。

被害が気になる方はまずこの食料源を断つことが最初の一歩になるでしょう。

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