この記事を読めばライグマの足跡の特徴、発見後の対処法まで必要な知識がひととおりわかります。
「庭になんか見慣れない足跡がある…」
「屋根の上に泥のついた跡が残ってる」
そんな経験ってありませんか?
気にしないでいたら、実は屋根裏にアライグマが住み着いていたなんてケースはけっこう多いんです。
足跡は早期発見の一番わかりやすいサインなのでちゃんと見分けられるようにしておくと安心ですよね。
アライグマの足跡の特徴
アライグマの足跡は他の野生動物と比べると「見た目のインパクト」がかなり強め。
一度知ったらすぐに判別できるくらい特徴的なんです。
基本的な形とサイズ

アライグマの足跡の最大の特徴は人間の手形そっくりな形状です。
前足と後ろ足どちらも5本の指がくっきり開いていて、小さな子どもが泥だらけの手をついたみたいに見えます。
サイズは前足が約5〜6cm、後ろ足が約6〜8cmほど。
前足より後ろ足のほうが少し大きいのも特徴のひとつです。
タヌキや犬の足跡と比べると、指が細く長めで扇状に広がっているので慣れてくると「あ、これアライグマだ」ってすぐわかるようになります。
爪痕がセットで残る
アライグマは爪がとにかく長くて鋭く、足跡と一緒に爪痕がはっきり刻まれるのが大きなポイントです。
特に雪や泥が柔らかい状態のときは指の細部まで鮮明に残るので、見分けやすいタイミングでもあります。
この爪痕があるかないかというのが他の動物と判別するときにわりと決め手になるんですよね。
歩き方と足跡の並び方
アライグマはかかとを地面につけて歩く「蹠行性(しょこうせい)」という歩き方をします。
そのため後ろ足の足跡が縦長に残りやすいんです。
それと、前足と後ろ足がほぼ同じ位置に着地する独特の歩行パターンを持っていて、足跡が左右2列に並行して残ることが多いです。
埼玉県の調査資料によると、「2つ並行して残る」のがアライグマの足跡の特徴として明記されています。
参考:https://www.pref.saitama.lg.jp/documents/104427/araiguma_seisokusyutubotu_zireisyuu.pdf
足跡が残りやすい場所
「足跡って、どこを見ればいいの?」
という疑問もよく出てきます。
アライグマは夜行性なので足跡から存在を把握するのが一番の確認方法です。
屋外で見つかりやすい場所
雨上がりの湿った土や泥の上、耕したばかりの畑、水田の周辺が一番わかりやすいです。
アライグマは水辺を好む習性があるので川や池の近くの護岸沿いにも残りやすいです。
冬場に雪が降った翌朝は庭や屋根の上にくっきりと指の跡が残っていることがあります。
雪面というのはほんとうに痕跡が鮮明に出るので季節によっては「これ絶対アライグマだな」ってすぐわかるくらいはっきり残ります。
屋根や外壁にも注意
意外と盲点なのが壁や塀についた泥の足跡です。
アライグマは木登りが得意で7〜8mの高さまで登れるほどの身体能力を持っています。外
壁の突起物や雨どいを伝って屋根に上るため、外壁の側面に泥のついた5本指の跡が残っていれば屋根裏への侵入ルートになっている可能性が高いです。
屋根裏の床材の上やホコリが積もった場所にも足跡が残ることがあります。
足跡を発見したときの対処法
「足跡を見つけた!」
と焦るのはわかりますがまず落ち着いて状況を確認するのが大事です。
まずは証拠の記録から
足跡を見つけたらスマホで写真を撮っておくのが最初にやること。
実物の大きさを示すためにコインや定規を横に置いて撮影しておくと、後で専門業者に相談するときに役立ちます。
足跡の場所や方向、複数ある場合の間隔なども記録しておくと侵入ルートの特定がしやすくなります。
自分で捕獲しようとしてはダメ
これ、意外と知られていないことなんですが、アライグマは特定外来生物に指定されており、自治体や都道府県の許可なく捕獲することは法律で禁止されています。
個人でむやみに罠を仕掛ける、法的な問題になりかねないので注意が必要です。
足跡を見つけて侵入が疑われる場合はまず市区町村の担当窓口か専門の害獣駆除業者に相談するのが正しい手順です。
侵入を防ぐ日常的な対策
足跡を発見したということは「もうそこにアライグマが来ている」というサインです。
早めに対策をとるのが被害を最小限に抑えるポイントです。
- 庭木が屋根に近いなら枝を剪定して足場をなくす
- 雨どいや軒先の隙間を金網などで塞ぐ
- 生ゴミや食べ物を屋外に放置しない(エサになるものを断つ)
- コンポストを使っている場合は蓋をしっかり固定する
まとめ
- アライグマの足跡は前足5〜6cm、後足6〜8cmの5本指で人間の手形のような形
- 足跡は雨上がりの土や雪面、屋根や外壁に残りやすく、侵入ルートの手がかりになる
- 発見したら写真を撮り、自分で捕獲せず市区町村や専門業者へ相談する
足跡ひとつから「アライグマがいるかもしれない」と気づけるかどうかが、被害を早く食い止められるかどうかの分かれ目になります。
少しでも気になる痕跡を見かけたら、早めに動いておくのが安心ですよ。
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