アライグマを捕まえたらどうする?正しい対処法と法律上の注意点

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この記事を読めばアライグマを捕まえた後にやるべきことと絶対にやってはいけないことが、法律的な根拠とともに全部わかります。

「やっと捕まえた!」

と思った瞬間に、実はその後の対応を一歩間違えると法律違反になる可能性があるって知っていましたか?😨

見た目はかわいいのにアライグマって意外と扱いが難しい動物なんです。

畑が荒らされたり、屋根裏でドタドタと音がして困っている方はこの記事を参考に正しい手順で対処してみてください。

目次

アライグマは「捕まえたら終わり」じゃない

捕獲した後こそが実は本番です。

ここを間違えると取り返しのつかない事態になるので、まず全体の流れを把握しておきましょう。

2つの法律が同時にかかわってくる

アライグマには「鳥獣保護管理法」と「外来生物法(特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律)」という2つの法律が同時に適用されます。

鳥獣保護管理法はアライグマを傷つける方法での捕獲を禁じています。つまり棒で殴ったり毒を使うといった方法はアウトです。

一方、外来生物法ではアライグマを「生きたまま運搬すること」が原則として禁止されています。

この2つが組み合わさっているので捕まえた後の選択肢はかなり限られてくるんです。

捕獲許可なしで捕まえたら?

実はアライグマは無許可で捕獲してはいけない動物です。

捕獲するには原則として自治体から「捕獲許可」をもらうか、「狩猟免許」を持っている必要があります。

無許可で野外に放つ行為は3年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金の対象になり得ます。

捕まえた直後にやること3ステップ

許可を得て無事に捕まえた、または自治体の管轄で捕獲できた。そこから先の手順を順番に見ていきましょう。

ステップ1 自治体にすぐ連絡する

アライグマを捕まえたらまず自治体(市区町村の担当窓口)に電話してください。

連絡するときは捕獲場所や日時、罠の種類やアライグマの状態を伝えます。

回収が来るまで罠を動かさず、静かに待つのがベターです。

自治体によっては回収に数日かかることもあるのでスケジュールを事前に確認しておくと安心だと思います。

ステップ2 近づきすぎない 素手で触らない

捕獲直後のアライグマは興奮していることが多く、激しく暴れたり噛もうとしたりします。

見た目がかわいくても絶対に素手では触らないでください。

アライグマの糞には「アライグマ回虫」という寄生虫が潜んでいることがあり、人体に入ると脳にまで達して最悪の場合、死に至るリスクがあります。

また、北米ではアライグマが狂犬病の媒介動物として知られており、日本国内では1957年以来狂犬病の発生はないものの、リスクはゼロではないと言われています。

ステップ3 清掃と消毒を行う

アライグマがいた場所(屋根裏・床下など)には病原菌がついた可能性があります。

捕獲に使った罠やカゴも使用後はガスバーナーや消毒薬でしっかり消毒しましょう。

ここを怠ると感染症リスクが自分や家族に及びかねません。

これをやったら法律違反になる

「かわいそうだから山に逃がしてあげよう」
「川の近くに放してあげればいいか」

この気持ちはわかるんですがこれが法律違反になります。

別の場所に逃がすのは禁止

アライグマは特定外来生物に指定されているため、捕獲後に野外へ放すことは外来生物法で明確に禁じられています。

「生きたまま運搬して他の場所で放つ」行為も「運搬」にあたり、同様に違反です。

個人的にはこの規定を知らない人がけっこう多い気がします。

殺処分のやり方も決まっている

殺処分自体は自治体が引き取って行うのが一般的ですが、自分で行う場合は「できるだけ苦痛を与えない適切な方法」が求められます。

炭酸ガスを使った安楽殺などが正式な方法として採用されています。

素人が自己流でやるのは難しいので基本的には自治体に任せるのが現実的な選択だと感じています。

参考:https://wmi-hyogo.jp/upload/database/DA00000170.pdf

自治体に頼る前に「捕獲許可」の話

アライグマを自分で捕まえるためには事前に許可が必要です。

ここを読んでいる方の中には「まだ捕まえていないけど捕まえたい」という方もいるかもしれないので、手順も整理しておきますね。

自治体への申請で許可が下りる

まず住んでいる市区町村の窓口に行き、有害鳥獣捕獲の申請をします。

被害が多い地域では自治体が罠(箱わな)を無料で貸し出ししていることもあります。

捕獲器の購入費用を補助する補助金制度がある自治体もあるので申請時に聞いてみるといいかもしれません。

許可取得から捕獲完了まで数週間から1ヶ月以上かかることも珍しくないです。

エサと罠の置き方がカギ

アライグマは甘い果物や魚、鶏肉やキャラメル菓子+ピーナッツバターなどが好物です。

罠の奥にエサを置いて、3〜4日おきに取り換えながら待つのが一般的なやり方です。

エサの鮮度も大事で新鮮なほど香りが強くてアライグマを引き寄せやすいとのこと。

業者に頼む場合の費用感

自分で対応するのが不安な方、感染症リスクが怖い方、法的な手続きが面倒な方は最初から業者に依頼するのも一つの選択肢です。

費用相場はピンキリ

業者に依頼した場合の費用相場はトータルで5〜30万円程度が目安とされています。

作業内容によって大きく変わります。

  • 捕獲・部分塞ぎ
    1〜5万円程度
  • 追い出し+侵入経路塞ぎ+消毒
    5〜15万円程度
  • 複数個体・大規模防除・修繕込み
    15〜30万円以上

被害が深刻な場合は50万円程度になることもあるそうです。

高く感じるかもしれませんが自分で対応して感染症を引き起こしたり、再発を繰り返したりすることを考えると、意外と割に合う選択だと思います。

捕獲後の「再発防止」が一番大事

実は捕まえること以上に「また来させない環境づくり」が長期的な解決策です。😤

侵入経路を物理的に封鎖する

屋根裏や床下の隙間、通風口・換気扇まわりを金網などで塞ぐのが基本です。

古い建物では換気口や換気扇周りが劣化していることが多くここから侵入されるケースがかなりあります。

フタ付きのゴミ箱を使い、ペットフードや生ゴミを外に放置しないことも大切です。

忌避剤や電気柵の活用

農地への被害には電気柵が非常に効果的だと言われています。

アライグマ用の設置方法が決まっているので一般的なフェンスとは設置方法が違う点に注意が必要です。

忌避スプレーや超音波装置は一時的な効果に留まることが多く、根本的な解決策にはなりにくいという面もあります。

報奨金制度がある自治体も

知らない方が多そうなんですが自治体によっては適法に捕獲や処理したアライグマに対して報奨金を支給している制度があります。

例えばいわき市では1頭あたり4,500円、堺市では2,000円といった制度が設けられています。

自分の自治体に制度があるか確認してみる価値は十分あると思います。

まとめ:アライグマ捕獲後の対応チェックリスト

  • 捕獲許可なしで捕まえるのはNG。まず自治体に申請が必要
  • 捕まえたらすぐ自治体に連絡。捕獲場所・日時・状態を伝える
  • 生きたまま別の場所に逃がすのは法律違反。3年以下の懲役・300万円以下の罰金のリスクあり
  • 素手で触らない・近づきすぎない。アライグマ回虫や感染症のリスクがある
  • 捕獲に使った器具はすぐ消毒。使いっぱなしはNG
  • 再発防止の侵入経路封鎖。ここまでやって初めて「解決」と言える
  • 不安なら最初から業者に依頼。費用相場は5〜30万円程度

一番やってはいけないのは「捕まえたから山に逃がして終わり」という判断です。

法律を知らずにやってしまうと思いのほか重い罰則が待っています。

困ったときはまず自治体の窓口に相談するのが、結局一番スムーズな解決への近道だと感じます。

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